オーストラリア大陸最東端・バイロンベイへ!
金も無い、宿も無い
メンバー4人が合流したところで、私たちは食材とテント用品の買い出しへ出かける事になった。そして今回の旅では宿の予約は一切無し!無計画な旅の方が楽しいと思ったし、何よりも安く済ませる事が重要であった。私はこの先の旅もあったし、ヤスに至っては航空券を1枚どぶに捨てているので節約必死の状態だったのだ。(メンバー紹介と航空券の話は前の記事を見てね)
カセットコンロ・フライパン・鍋・包丁・まな板、、、調理に必要な道具と食材を買うと既にヤスの財布に異変が起こっていた。
ヤス「カジノぶっ潰し行くぞ!」
1日目にしてヤスは腹をくくることになった。ちなみにオーストラリアではカジノは合法で、1つの都市に大きなカジノが必ず1つある。ポーキーと呼ばれるスロットマシンから、ブラックジャックの様なテーブルゲームまで様々だ。
カジノへ乗り込む前の私達である。意気揚々を通り越して、勝つ気しかしていない顔である。勝ったら美味しい夕飯食べたいね、美味しいお酒飲みたいね、なんて話していると、本当にヤスのスロットが当たり始めた!!!
結果として私たちが手に入れた夕飯がこれだ。
一瞬で膨れ上がった金額は瞬く間に水の泡となり、ソーセージとなったのである。
負けた私達は落ち武者の如く野営地を探した。ちょうど良い浜辺を見つけて、海風を防ぐために藪をかき分けた場所にテントを置くことに。
皆で笑いながらテントを張っていると、カジノで負けた事などどうでも良くなっていた。『お金が無くなって浜辺で野宿する』なんて普通じゃ体験できないし、その瞬間をホントに楽しんでいたと思う!
私以外のメンバーは初キャンピングという事で、悪戦苦闘しながらテントを張っていた。疲れながらも設営後にみんなで焼いたソーセージは格別に美味しかった!夜空を見上げると満点の天の川が広がり、近くからは海の波音が聞こえた。普通の5つ星のレストランじゃ味わえない夕飯だ。
夜が明けると。
夜が明けてテントから飛び出ると4人が口を揃えて驚いた!
ココへ着いた時には夜だったこともあり、誰一人この景色を想像していなかった。果てしなく続く海岸に息を飲んだ。
この写真大好き。まさか2日目からこんな事になると思っていなかった。テントを片付け車へ足を進めると、足元からキュッキュッと音がした。かなりキメが細かい砂浜だとそんな音するのだ。
オーストラリアの最東端へ
そんなこんなで2日目の目的地はオーストラリア大陸の最東端があるバイロンベイ!観光地としても有名であるが、夕陽が綺麗に見えるケープバイロンライトハウスは絶対に外せないスポット!ゴールドコーストからだと車で2時間もかからない距離だ。
ぶーんと車を飛ばして、この灯台に着いたのはちょうど夕方!絶好の時間帯で、、、
夕陽!!!(他2名はトイレに行った)
このポイントから岬の方へちょっとした散歩道。最東端までもう少し!
しょっちゅう『君はインディー・ジョーンズかい?』とオーストラリア人にツッコまれてた。自分でも納得の格好である。そして、、、
オーストラリア最東端到着!!!
実は前もってここが最東端だとは誰も知らなかった。笑 たまたま来たら大陸の一番東に来ていたのである。わ~っと騒いで、写真に収めて浜辺へ降りるとビックリの絶景が。
海の鏡張り!!!
たまたまタイミングが良かったと思うんだけど、目で見た本当の景色はこれ以上だった。前日から何かと浜辺に運がある私達。(後日、浜辺を信じて大変なコトが起きる)
この旅でお気に入りの1枚。沈む夕日を背に、その日の寝床の事など誰も考えていなかった。また野宿か。
明日へ続く。
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