NZ⑥ 両親とニュージーランドで再会!!!
500kmの旅。
念願のクライストチャーチへ無事到着!クイーンズタウンからはおよそ500kmの距離だが、寄り道をしながら4日間かけて北上したことになる。クライストチャーチには深い思い入れがあった。変わり果ててしまった街であったが、目を背けずに"復興の今"を見て感じた事はもちろん一言では表せない。(昨日の記事から被災地の写真が見れます)
両親がニュージーランド来た理由
クライストチャーチでの滞在は1日しか出来なかったが、多くのモノを目にできたはずだ。翌日は朝からバスに揺られてクイーンズタウンへの帰路をたどった。私には戻らないといけない理由、それは『両親がニュージーランドへ来る』というビッグイベントがあったからだ。私が日本を離れて約6ヵ月、何故ワーホリをしていたオーストラリアでもなくニュージーランドで両親と再会する事になったのか。
(バスからの眺め)
話は22年も前に遡る。ちょうど私が生まれる前、実は両親は新婚旅行でこのニュージーランドを訪れていた。私が小さい頃から両親は「もう一度ニュージーランドへ行きたい。本当に綺麗な場所だった。」とよく呟いていた。それを聞かされて育った私が21歳となった今年、結婚20周年を記念して再び同じ場所を家族で周ろうということになったのだ。話だけを聞くとよく聞こえるであろう。ちなみオヤジに確認をしてみると、「実際に結婚は22年前だが、細かい事はしないで『結婚20周年』として行こう」というノリである事が判明した。
これを聞いた時は笑ってしまったが、新婚旅行でいったニュージーランドで家族が集合するというのも面白い話である。半年ぶりの両親との再会に胸を躍らせながら、私を乗せたバスは集合場所であるクイーンズタウンへ向けて進んでいった。
久しぶりに!
両親は翌朝にクイーンズタウン空港へ到着予定であった。その前夜、両親さえ来ればホテルへ泊まれる事を確信していた私はケチってテント泊をした。既にキャンプが心地良くなっていたのである。
目を覚ますと、足早にテントを片付け空港へ向かった。ロビーへ入るとそこには両親が。
『しょうごーーー!』
結構大声で叫ばれたのを覚えている。久々に会うと割と嬉しいもんであった。私は海外っぽくハグをして出迎えた。母親はヒッチハイク旅で真っ黒になっていた私を見て「何人だ」と聞いてきた。誰の息子だと思っているんだ。
空港でレンタカーを借りた私たちは、昼食のためにお洒落なワイナリーへ向かった。
私はそれまでのキャンプ食べていたモノがモノなだけあって、大満足の昼食となった。(こんなモノ(スパゲッティ缶)食ってました)
それから始まる5日間の家族旅行に全員がワクワクしていた。
明日へ続く。