NZ③ 絶景トレッキング in NZ
テントを張り終えた頃、太陽は完全に沈みきっていた。
一切の雑音が無い自然の中で横たわると満点の星空が広がっている。
テントの灯と夜空に映える天の川は一枚の絵の様であった。
翌朝目を覚ますと、夜には見えなかった景色が広がっていた!
最高のトレッキング日和!自撮り棒を地面に突き刺して洗濯をした。
あるものだけで生活する楽しさはこういう経験から得られたのであろう。笑
朝食はこんな感じ。とんでもなく不味いスパゲッティ缶もこういう場所で食べると美味しく感じた。そもそも「スパゲッティ缶」というモノを食べたのはこれが最初で最後であった。
マウントクック国立公園には多くのトレッキングコース、登山コースが整備されている。私が選んだのは、一番人気の「Hooker Valley Track(フッカーバレートラック)」と「Kea Point Track(キアポイントトラック)」。
まず午前中に選んだのは、往復1時間程のキアポイントトラック コース。
ウォーミングアップには最高のコースであろう。
大昔から作り上げられた氷河の跡地を真横から一望できるのがこのコースのポイントである。タスマン氷河から流れ込む石灰分を含んだ水は見事なエメラルドブルー!見たことの無い色の湖に興奮した!
意気揚々のままキャンプ場へ戻るとまだ昼前。せっかくだから昼ご飯は次のトレッキングコースのゴール「フッカー氷河湖」で食べることにした。
旅初めて4日目?、、すでに真っ黒であった。笑
お気に入りの一枚。
前の記事の最後で登場したおっちゃんと再び遭遇し、撮ってもらった。
そびえ立つ山の間を歩き続け、氷河湖を目指した。今まで多くのトレッキングコースを歩いたが、これほど歩くのに飽きないコースは滅多に出会わなかった。
片道1時間半ほど歩いて到着した「フッカー氷河湖」!
写真を撮ってくれた日本人のおっちゃんグループからサンドイッチとデザートを恵んでもらっていた。人との出会いに感謝しながら、この大自然を堪能して食べたお昼飯。
美味くて、美味くて堪らなかった!
こうやって思い出を振り返りながら書いていると、また行きたくなってくるなぁ。笑
明日へ続く。